五臓の調整役「肺」〜全身に気と潤いを巡らせる空気清浄機〜

こんにちは🌿
福岡・舞鶴のプライベートサロン「ビューティーサロンボーベル」の千場由香里です☺️
前回は、五臓の「脾」についてお話ししました。
今回は、五臓の4つ目 「肺(はい)」 の働きについてご紹介します✨
肺というと「呼吸をする臓器」というイメージが強いかもしれません。
もちろん呼吸は大切な役割ですが、東洋医学での肺はそれだけではありません。
呼吸を通して新鮮な空気を取り込み、全身へ気を巡らせ、さらに皮膚や鼻、免疫、水分代謝にも深く関わる、とても重要な臓器です🌿
他の臓器がそれぞれの役割を持つ中で、肺は全身へ気や潤いを届ける「調整役」のような存在なのです。

肺の働き①「宣発(せんぱつ)作用」
肺には、気や水分を身体の上や外側へ巡らせる働きがあります。
呼吸によって取り込んだ新鮮な空気(清気)と、脾でつくられた気を合わせて全身へ送り届けます。
また、皮膚や髪にも潤いを届け、汗を適度に出すことで体温調節も行っています。
この働きが弱くなると、
・風邪をひきやすい
・汗をかきすぎる、または汗が出にくい
・肌が乾燥する
・肌荒れしやすい
などの症状が現れやすくなります。
肺の働き②「粛降(しゅくこう)作用」
肺には、気や水分を身体の下へ降ろす働きがあります。
吸った空気を肺だけで終わらせず、身体の隅々まで届けるだけでなく、不要になったものを下へ降ろして排泄へ導く大切な役割です。
余分な水分は腎へ送られ、尿として排泄されます。
この働きが弱くなると、
・咳が続く
・息苦しい
・むくみやすい
・便秘になりやすい
などの不調につながることがあります。
肺の働き③「皮毛(ひもう)を司る」
東洋医学では、肺は皮膚や体毛を管理する臓器と考えられています。
肌の潤いやバリア機能を守り、外から入ってくるウイルスや細菌から身体を守る役割も担っています。
そのため肺が弱ると、
・乾燥肌
・アトピー
・湿疹
・かゆみ
・髪のパサつき
など、美容にもさまざまな影響が現れます。
「肺が元気=肌が元気」と言われるほど、美肌とも深い関係があるのです。
肺と大腸は助け合う関係
東洋医学では、肺と大腸はペアの臓器と考えられています。
そのため、便秘が続くと肌荒れしやすくなったり、逆に肺の働きが弱ることで腸の調子も乱れたりします。
腸内環境を整えることは、肺を元気にすることにもつながるのです。
秋は「肺」をいたわる季節
東洋医学では、秋は肺がもっとも働く季節です。
一方で、秋は空気が乾燥しやすく、肺がもっとも苦手とする「燥(そう)」の影響を受けやすい季節でもあります。
乾燥が進むと、
・喉が乾く
・咳が出る
・鼻が乾く
・肌が乾燥する
・便秘になる
などの不調が起こりやすくなります。
乾燥を感じる前から、身体の内側から潤すことが大切です。

肺をいたわる養生法🌿
肺を元気に保つためには、
・深呼吸を意識する
・十分な睡眠をとる
・乾燥対策をする
・白い食材(大根・れんこん・梨・山芋など)を取り入れる
・適度な運動で呼吸を深める
そんな毎日の積み重ねが、肺を元気に育ててくれます☺️
呼吸は、一日約2万回以上も繰り返している生命活動。
だからこそ、肺を整えることは、身体全体の巡りや免疫力、美肌づくりにもつながっていきます🌿
施術でも、胸まわりや背中、肩甲骨の巡りを整え、呼吸が深くできる身体づくりを大切にしています😌
外側からだけではなく、内側から整えること。
それがボーベルが大切にしている美容と健康の考え方です🕊️
次回は、生命力の源ともいわれる「腎(じん)」についてお話しします。
東洋医学で腎は、成長・老化・ホルモンバランス・髪や骨とも深く関わる、とても大切な臓器です✨
ぜひ楽しみにしていてくださいね☺️
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🥰
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