
『女性の先天は肝』〜女性と肝の深い関わり〜
こんにちは🌿
ビューティーサロンボーベルの千場由香里です☺️
前回は、東洋医学の「五臓六腑」についてお話ししました。
今回からは、五臓それぞれの働きについてご紹介していきます✨
最初にお話しするのは「肝(かん)」です。
肝というと肝臓を思い浮かべる方が多いと思いますが、東洋医学でいう肝は、肝臓そのものだけではなく、気や血の巡り、感情、生理など、女性の心と身体に深く関わる大切な存在として考えられています🌿
肝臓の働き①「蔵血(ぞうけつ)作用」
これは文字通り、
"血を蓄える蔵(くら)としての役割"
のことです。
私たちの身体の中では、必要な時に必要な場所へ血液が送られています。
肝は血液を蓄えるだけでなく、
・血液をきれいに保つ
・全身へ血液を送り出す
・活動量に応じて血液量を調整する
といった働きも担っています。
例えば、日中よく動いている時には筋肉へしっかり血液を送り、休息時には再び蓄える。
そんな血液の管理役として働いているのです。
そのため肝の働きが低下すると、
・目の疲れ
・筋肉のこわばり
・生理不順
・爪が割れやすい
・髪のパサつき
などの不調が現れることがあります。
また以前お話しした「子午流注(しごるちゅう)」という考え方があり、各臓腑が活発に働く時間帯があるとされ、
🌿 23時〜1時は胆(たん)
🌿 1時〜3時は肝(かん)
*胆と肝は五臓六腑のペアとして協力し合う関係です。
この時間帯は、1日の疲れを回復させたり、血を蓄えたり、身体をメンテナンスする大切な時間と考えられています。
夜更かしが続くと、肝や胆の働きに負担がかかりやすくなるため、
できれば23時までには眠りにつき、23時〜3時の時間帯はしっかり休息をとることがおすすめです😌🌙
「肝は目に開竅(かいきょう)する」
これは、肝の状態が目に現れやすいという意味です。
女性は仕事や家事、育児などで常に頭をフル回転させています。
さらにスマホやパソコンで目を使う時間も長く、気づかないうちに「肝血」を消耗しやすい環境にあります。
だからこそ、意識的に休息をとり、質の良い睡眠で肝を養うことが大切なのです😌🌙
肝臓の働き②「疏泄(そせつ)作用」
疏泄とは
"全身に「気」を巡らせる働き"のことです。
東洋医学でいう「気」は、目には見えませんが生命活動を支えるエネルギーのようなもの。
呼吸をしたり、身体を動かしたり、内臓を働かせたり、私たちが元気に過ごすためには欠かせない存在です。
肝はその気の流れを整え、全身へスムーズに巡らせる役割を担っています。
この働きがうまくいかなくなると、気の流れが滞り、心や身体にさまざまな不調が現れます。
ストレスと肝の関係
現代人にとって肝が注目される理由の一つが、ストレスとの関係です。
強いストレスや我慢が続くと、気の巡りが滞りやすくなり、
・イライラする
・ため息が増える
・気分が落ち込む
・肩や首がこる
・生理前に不調が出やすい
などの症状が現れることがあります。
忙しい毎日を過ごす女性ほど、肝に負担がかかりやすいと言われています😮💨

春は肝をいたわる季節
東洋医学では、春は「肝」の季節とされています。
自然界では草木が芽吹き、エネルギーが外へ向かって伸びていく時期🌱
人の身体も同じように気が活発に動くため、肝への負担が出やすくなります。
春になると、
・イライラする
・眠りが浅い
・頭痛が増える
・目が疲れる
という方が増えるのはそのせいです。

「女性の先天は肝」
女性にとって見逃せないのが、生理や女性ホルモンとの関わりです。
東洋医学には
「女性の先天(根本・生まれ持ったベース)は肝」
という言葉があります。
"女性の健康や心身のバランスは「肝」の働きに深く支えられている"という考え方です。
女性は月経によって定期的に血を消耗します。
さらに妊娠、出産、更年期など、一生を通して血と深く関わり、女性の身体はライフステージごとに大きく変化していきます💫
だからこそ東洋医学では、肝を養い、気と血の巡りを整えることが、女性が健やかに過ごすための土台になると考えられているのです💪🏻
次回は「心(しん)」
についてお話ししたいと思います☺️
東洋医学でいう心は、血液循環だけではなく、
・睡眠
・記憶力
・集中力
・不安や緊張
・心の安定
とも深く関わっています。
「最近眠りが浅い」
「考えごとが止まらない」
そんな方は必見です👀
最後まで読んでいただき
ありがとうございます🥰
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