
五臓の生命力「腎」〜一生を支えるエネルギーの貯金箱〜
こんにちは🌿
福岡・舞鶴のプライベートサロン「ビューティーサロンボーベル」の千場由香里です☺️
前回は、五臓の「肺」についてお話ししました。
今回は、五臓の5つ目 「腎(じん)」 の働きについてご紹介します✨
腎というと「尿をつくる臓器」というイメージがあるかもしれません。
もちろんそれも大切な役割ですが、東洋医学での腎はそれだけではありません。
腎は、人が生まれ、成長し、年齢を重ねていくための生命エネルギーを蓄える、とても大切な臓器です🌿
健康や美容はもちろん、若々しさやホルモンバランスにも深く関わる、まさに生命力の源ともいえる存在なのです。

腎の働き①「蔵精(ぞうせい)作用」
腎には、「精(せい)」と呼ばれる生命エネルギーを蓄える働きがあります。
この働きを 「蔵精作用」 といいます。
「精」には二つあり、
ひとつは、両親から受け継いだ、生まれつきの生命エネルギーである 「先天の精」。
もうひとつは、毎日の食事や水分によって日々補充した 「後天の精」 です。
腎は、この二つの大切なエネルギーを蓄えながら、
成長・発育・生殖・老化など、人生そのものを支えています。
東洋医学では、年齢を重ねることで少しずつ「精」は
減っていくと考えられています。
そのため腎が弱ると、
・疲れが取れない
・足腰がだるい
・髪や爪が弱くなる
・白髪が増える
・耳鳴りがする
・物忘れが増える
など、年齢とともに感じる変化が現れやすくなると言われています。
腎の働き②「水分代謝」
体内を巡った水分は、最終的に腎へ運ばれます。
そこで必要な水分と不要な水分を振り分け、不要なものは膀胱へ送り、尿として体の外へ排泄します。
この働きによって、身体の水分バランスが保たれています。
この働きが弱くなると、
・むくみやすい
・頻尿
・夜中に何度もトイレに起きる
・冷えやすい
などの症状につながることがあります。
腎の働き③「納気(のうき)作用」
肺で吸い込んだ気を、おへその下にある「丹田(たんでん)」へしっかり納める働きがあります。
呼吸を深く安定させるためにも、とても大切な役割です。
この働きが弱くなると、
・息切れしやすい
・深く息が吸えない
・疲れると呼吸が浅くなる
などの症状が現れやすくなります。
肺が「吸う力」なら、腎は「受け止める力」。
この二つが協力することで、深く心地よい呼吸ができるのです。
腎の働き④「温煦作用(おんくさよう)
腎には、身体を温めるエネルギーを生み出す働きがあります。
全身や内臓を温め、基礎体温や代謝を維持する大切な役割です。
この力が弱くなると、
・手足が冷える
・お腹が冷える
・疲れやすい
・代謝が落ちる
など、冷えによる不調が起こりやすくなります。
東洋医学では、「冷えは万病のもと」とも言われるほど、腎の温める力は健康の土台と考えられています。

冬は「腎」をいたわる季節☃️
東洋医学では、冬は腎がもっとも働く季節です。
寒さが厳しくなると、身体はエネルギーを蓄えようとします。
この時期に無理をしすぎたり、睡眠不足が続いたりすると、腎に負担がかかりやすくなります。
そのため冬は、
・冷えを感じる
・疲れが抜けない
・腰が重だるい
・頻尿になる
などの不調が出やすい季節でもあります。
腎をいたわる養生法🌿
腎を元気に保つためには、
・身体を冷やさない
・十分な睡眠をとる
・無理をしすぎない
・黒い食材(黒豆・黒ごま・ひじき・わかめ・きくらげなど)を取り入れる
・足腰を動かす軽い運動をする
そんな毎日の積み重ねが、腎を元気に育ててくれます☺️
腎は、私たちが一生を通して使う生命エネルギーの貯金箱のような存在。
だからこそ、日々の養生で大切に守ってあげることが、健康にも美容にも、そして年齢を重ねてもいきいきと過ごすことにもつながっていきます🌿
施術でも、腰まわりやお腹を温めながら全身の巡りを整え、腎が本来持っている力を引き出せるよう心がけています😌
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました🕊️
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